地域包括ケア病床について
地域包括ケア病床について
当院では平成27年7月より、【地域包括ケア病床】を開設いたしました。
【地域包括ケア病床】とは、入院治療後、病状が安定した患者さんに対して、リハビリや退院支援など、効率的かつ密度の高い医療を提供する為に、厳しい施設基準をクリアし、国から許可を受けた【在宅復帰支援のための病床】です。
急性期の治療が終了した患者さんが対象となり、在宅復帰等へ向けて経過観察やリハビリ・在宅復帰支援等が必要な方が対象となります。
具体的には、
1、当院にてもう少し経過観察が必要になる方
2、在宅復帰へ向けて積極的なリハビリが必要な方
3、在宅での療養準備が必要な方
ただし、該当病床に入室後、病状等により最長60日以内での退院が原則となります。上記のような患者さんの為に、当院では【地域包括ケア病床】をご用意し、安心して退院していただけるよう努めております。なお、【地域包括ケア病床】へ転床して頂く場合、主治医・看護師が判断し、患者さん・ご家族の皆様にご提案させて頂きます。ご了解頂いた患者さんは地域包括ケア病床へ移動し継続入院となります。
地域包括ケア病床に入院すると、在宅復帰をスムーズに行うために、【在宅復帰支援計画】に基づいて、主治医・看護師・薬剤師・管理栄養士・リハビリスタッフ・在宅復帰支援担当者(医療ソーシャルワーカー)等が協力して、効率的かつ積極的に患者さんのリハビリや在宅支援(相談・準備等)を行っていきます。
入院費については、地域包括ケア病棟入院医療管理料を算定しますので、包括医療となります。詳しくは医事課にお尋ねください。なお、負担上限は一般病床と変わりありません。
個室を希望される方は、医療費とは別に個室料がかかります。